酵素青汁で便秘は楽になる?
便秘の本質的な改善には、腸内環境の改善が欠かせません。
というか、病気など別の問題が無い限り、腸内環境が良くなれば必然的に便秘も改善していきます。
ですから、便秘を楽にしていくためには、酵素青汁などで腸内環境を整えることをまず考えていきましょう。
便秘になる理由とは?
便秘や下痢で悩まされている人は、善玉菌が減って悪玉菌が増えていると考えられます。
悪玉菌が増えると腐敗物質が増えて、消化吸収がスムーズにいかなくなります。
善玉菌の代表選手と言えば、ビフィズス菌です。腸内の細菌の約10%割がビフィズス菌と言われています。
3万種類とも言われる腸内細菌のうちの10%ですから圧倒的に多いと言えます。
もうひとつ善玉菌といえば乳酸菌が有名ですが、乳酸菌は、腸内細菌のうちの0.01~0.1%にしか存在しません。
ちなみに、善玉菌は正常なら、腸内細菌の2~3割、悪玉菌が1割、残りがどちらにもなる日和見菌です。
便秘の改善には、この善玉菌を増やしていく必要があります。
悪玉菌が増える原因
腸内細菌のバランスはいつも一定な訳ではありません。
栄養不足、肉体疲労、暑さ、寒さ、ストレス、などでビフィズス菌が減少し、悪玉菌が増殖してしまいます。
そして腸内環境が悪化し、体は弱って、疲労感やストレスが更に増すという悪循環に陥ってしまいます。
食事のバランスの悪さが悪玉菌を増やす原因になることは言うまでもありません。
悪玉菌を増やすと言われている食事は下記のようなものです。
植物性油脂もオリーブオイルなど良質なものであれば便秘に対して良い働きをすることがあります。
但し、トランス脂肪酸や化学的に合成されたものなど質の悪いものは、腸内環境を悪化させる原因にもなります。
カロリーも高いですし、植物性油脂のとりすぎには注意が必要です。
善玉菌を増やす方法
ヨーグルト
善玉菌を増やすと言えば、まず最初に思い浮かぶのはヨーグルトでしょうか。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌によって腸内環境の改善が可能です。
ビフィズス菌は生きたまま腸まで届くなととうたわれているヨーグルトなどで増やすことができます。
生きたまま腸に届く乳酸菌といのも魅力的ですが、死んだ乳酸菌でも腸内の善玉菌のエサになることで、善玉菌を元気にすることができます。
ビフィズス菌をなるべく腸まで生きたまま届けるには、食後に胃酸が薄まったタイミングで食べるのが良いとされます。
また、リンゴやバナナ、ニンジンなど、ビフィズス菌を増やす働きのある食品と一緒にとることも有効です。
発酵食品
納豆、味噌、漬物などの発酵食品は、整腸作用があります。その理由は下記があげられます。
発酵食品中に含まれる細菌が酵素を生み出す
発酵の過程で発生した酵素が消化を助ける
和食は、酵素と一緒に生きた酵素とも言える、乳酸菌、酵母、麹など自然に取り込める優れた食品です。
酵素青汁を飲むこと
以上にあげた、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことは、酵素青汁でほとんどまかなえてしまいます。
酵素青汁は発酵食品であり、乳酸菌や麹などを含むものもあります。
また、最近のものは味も良く、美味しく楽しく飲むことは、ストレス発散にもなります。
酵素青汁で腸内環境を整えて、便秘を楽にしていくとは十分に可能です。